膣カンジダ症
■膣カンジダ症
膣カンジダ症は、病原体のカンジダの感染によって起こる。
【原因 Cause】
性行為によって、カンジダが膣内で異常繁殖し、炎症を起こす。抗生物質や避妊ピルの長期使用等で、病原菌への抵抗力が落ちると感染しやすい。
【症状 Symptoms】
・おりものに白いものが混じる
・外陰部に強い痛み、赤く湿る
【治療 Treatment】
膣内洗浄、イミダゾール系抗真菌剤、軟膏等で治療する。性行為の相手も治療を要する。再発しやすいので、完治するまで続ける。
●性感染症の全て
カンジダ(Candida)というのは、酵母の姿の菌類の属名である。無色の不完全酵母に対してこの名が与えられる。
酵母は単細胞性の菌類の総称であり、分類上の群ではない。いわゆる出芽酵母など、多くのものが子嚢菌類に属するが、担子菌系の酵母も発見されている。
これらの判断はその酵母の有性生殖の姿(テレオモルフ)を観察しなければわからない。しかし、それが発見されないものもある。
そのような場合、菌類の分類においてはそれをアナモルフ菌(不完全菌)と位置づけ、それに学名を与えることが認められている。
そこで、酵母の場合もそれにならい、不完全酵母という。かつてはこれに分類単位としての位置を与え、不完全菌門不完全酵母綱と呼んだが、現在はこのような扱いは行わない。
不完全菌の位置はあくまで仮のものであり、正しい分類上の位置がどこかにあるはずだからである
膣カンジダ症はモリニアといわれる真菌(カビ)の中の一種であるカンジダ菌によっておきる膣炎、又は外陰膣炎という病気です。
カンジダ菌は生体内に常在しており、平生は病原性が弱く、見つかっても常に症状があるとは限りません。
しかし、疲労気味、病気などで体の抵抗力の低下しているときや、かぜ薬、抗生物質を使用しているとき、又高温多湿の環境(例えばパンスト、ジーパンの着用、冬季のこたつ)、妊娠などの際に発生しやすく、症状が現れやすいといわれています。
つまり、カンジダは常に体の中にいるけれども、普段はおとなしくしていて、その人の体が弱って免疫能が低下してくると、増殖してきてかゆみやおりものを出すということです。
●次の症状に気づいたらご相談下さい
外陰部の皮膚が赤くなっていたり、はれている。
外陰部に痛がゆい症状がある。
おりものは白いクリーム状でチーズ、酒かす状の粒々がまじっている。
おりものは量の割にはにおいがない。
●治療にあたっては
膣錠や飲み薬を使用します。
治療中の性交は原則として避けて下さい。
おりものは治療で減ってきますがカンジダが消失したわけではありませんので、引き続き根気よく治療して下さい。
外陰の治療にはクリームを使用します。違和感があっても心配はありません。(1日2~3回くらい外陰部に塗ってください)
妊婦の膣カンジダ症は分娩中の発熱や新生児鷲口瘡の原因となりますので分娩までに治療しなければなりません。
ご主人は尿検査で陽性であれば飲み薬と、時にはクリームを併用します。男の人は症状がなくても女の人にカンジダがあれば治療の必要があります。
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